あなたのよりどころとなっている、これだけは絶対に譲れない、大切にしたいことは何でしょうか。 アメリカの心理学者エドガー・H・シャイン先生のキャリアの理論に、キャリアアンカーという概念があります。 キャリアアンカーとは、自分がキャリアを選択するときに大切にしたい、これだけは譲れないと感じる価値観のことです。...
「キャリア」というと、仕事をイメージする人が多いようです。 ただ、その人の生き方そのものに意識を向けることができたとき、人生における様々な役割の全体を「ライフキャリア」として受け止めることができます。 そうすれば、仕事や働き方についても、新たな視点で考えることができます。...
新年度がスタートして、生活の変化をともなう様々な転機を迎えた方も多いのではないでしょうか。 巡ってきた転機を乗り越えるためのヒントは、ナンシー・K・シュロスバーグ先生の理論にあります。...
「個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される」と言われています。 ジョン・D・クルンボルツ先生によって提唱された、プランド・ハプンスタンス(計画された偶発性)という理論があります。 実は偶然の出来事は人のキャリアに大きな影響を及ぼし、かつ望ましいものなのです。...
働くことの自己理解を深めることは、自分の「やりたい」「できる」を知ることで、自分らしくイキイキと働くことにつながります。 そこで、キャリアガイダンスや就職活動支援の実務では、自己理解に役立てるために、VPI職業興味検査を使用することがあります。 VPI職業興味検査のもとになっているのは、ジョン・L・ホランド先生の理論です。...
私たちは、誰でも自己イメージを持っています。 そして、仕事もプライベートも、知らず知らずのうちに自己イメージの影響を大きく受けています。 キャリアの理論の中でも有名で最も包括的なものは、ドナルド・E・スーパー先生の理論です。...
キャリア開発や就職活動支援の実務の中で、多くの人は働くことについて条件面に意識が向いていることを感じます。 働く理由が経済的な報酬だけであれば、就職活動にしても、転職活動にしても、迷わずに判断しやすいかもしれません。 しかし、人が働く理由は、本当にそれだけでしょうか。...