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ライフキャリア  ·  03日 5月 2020

あなたのタイプは?「やりたい」「できる」から長所を伸ばすホランドタイプ

働くことの自己理解を深めることは、自分の「やりたい」「できる」を知ることで、自分らしくイキイキと働くことにつながります。

 

そこで、キャリアガイダンスや就職活動支援の実務では、自己理解に役立てるために、VPI職業興味検査を使用することがあります。

 

VPI職業興味検査のもとになっているのは、ジョン・L・ホランド先生の理論です。

ホランド先生は、働く人のパーソナリティ(性格)の特徴を次の6つ(ホランドタイプ)に分類しました。また、世の中のまざまな職業を6つの固まりに分けたものを「キャリア・クラスター」と呼び、この分類の基礎となる4つの次元(「データ」「アイデア」「ひと」「もの」)は「ワーク・タスク・ディメンション」と呼ばれます。

 

【ホランドタイプ】 【キャリア・クラスター】 【ワーク・タスク・ディメンション】

R 現実的      技術           「もの」

I 研究的      サイエンス        「アイデア」「もの」

A 芸術的      芸術           「ひと」「アイデア」

S 社会的      ソーシャル・サービス   「ひと」

E 企業的      管理的ビジネス      「データ」「ひと」

C 慣習的      ルーティン的ビジネス   「データ」「もの」

 

人は子どもの頃、親や教師、そのほかの人々が行う様々な活動にふれます。

様々な活動は、活動を行う大人の興味や、家庭の社会的経済レベル、文化や伝統などによって異なります。

 

子どもが行う活動の中には、その子どもが上手にできることや、親に褒められてプラスに強化されるものがあります。

プラスの強化を受けた活動は興味になります。

 

子どもは、興味を持った活動を上達させようとします。そうすることで、能力(知識やスキル)が発達していきます。

 

思春期の終わりから青年期にかけて、その興味や能力に関連する価値観が発達します。(ここでの価値観は「行動を導く強固な信念」と定義)

 

このようなプロセスを経て、人はそれぞれ独自のコード(スリー・レター・コード)を持つようになります。

スリー・レター・コードは、ホランドタイプのうち、パーセンタイル順位が高いものから上位3つ。

ちなみに、私の場合はSECです。

 

人は自分自身のコードに関連した活動を行おうとします。自分のコードが表すものは、自分の興味や能力を発揮して、価値観を満たそうとするものとなります。

 

自分のコードと職場などのコードがマッチしていれば、自分の職業に満足と安定を感じ、会社に対する貢献度も高まることにつながります。

 

ホランドタイプのそれぞれの特徴は、次のとおりです。

 

【現実的】(Realistic)

道具、物、機械、動物など扱うことを好む。

手作業、機械作業、農作業、電機作業などのスキルを伸ばす。

組み立てや修理にかかわる職業を好む。

地に足がついていて実践的。

 

【研究的】(Investigative)

生物学や物理学関係の行動を好む。

数学や科学の能力を伸ばす。

科学や医学分野の職業を好む。

好奇心が強く、学究肌で自立的。

 

【芸術的】(Artistic)

慣例にとらわれず、創造的な活動を好む。

言語美術、音楽、演劇のスキルを伸ばす。

創造的な才能を活かせる職業を好む。

創造的で発想が自由。

 

【社会的】(Social)

人に伝える、教える、手助けすることなどに関連する活動を好む。

人といっしょに仕事をする能力を伸ばす。

教育、保育、カウンセリングなどの職業好む。

人の助けになり友好的。

 

【企業的】(Enterprising)

他人を導いたり、他人に影響を与えたりすることが出来る活動を好む。

リーダーシップ、説得力。その他、人と仕事をするのに必要なスキルを伸ばす。

商品の販売や人の管理などに関する職業を好む。

野心的、外交的、精力的で自信家。

 

【慣習的】(Conventional)

情報を明確に秩序立てて整理出来る活動を好む。

組織的、事務的、計数的処理能力を伸ばす。

記録管理、計算、タイプ、コンピューター操作などに関する職業を好む。

責任感があり、信頼でき、緻密。

 

あなたの「やりたい」「できる」はどの領域にありますか?

 

ホランド先生の理論から、「人は褒めらるとプラスに強化される」「プラスの強化を受けた活動は興味になる」「人は興味を持った活動を上達させようとする」「そうすることで能力(知識やスキル)が発達していく」ということがわかっています。

 

人が成長するために、大きく分けて2つの方法があります。

ひとつは長所を伸ばす方法。

もうひとつは短所を補う方法です。

 

短所を補うことで多くのことが一定の水準以上にできるなら、それに越したことはありません。

しかし、完璧な人などいません。

短所を補うことは相当の苦労をともないますし、時間もかかります。

 

自分自身の長所を伸ばす方法は、モチベーションを保ち、楽しみながら取り組むことができます。

その方が成長も早く、自分らしく個性を大切にできると感じています。

 

「磨いて伸ばしたい、あなたの長所は何ですか?」

 

ライフキャリアカウンセラー

折山 旭


tagPlaceholderカテゴリ: 2020年5月

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