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コミュニケーションの中で不自由を感じるのは、自分で選んで決めることができないときです。
例えば、「この本は絶対におもしろいから読んでみて」と言われると、その本を読む以外の選択肢はありません。
これだと、不自由を感じて息苦しくなってしまいます。
「この本とてもおもしろかったよ。よかったらどうかな。あなたは普段どんな本を読むの?」だと、本を借りて読むか読まないかを、相手が選んで決めることができます。
これが仕事なら、「とにかくこれでやってみて」となりがちですが、「今まではこの方法でやってきたけど、今回はどうしようか?他にいい方法あれば教えて」と一緒に考えることができます。
相手とのコミュニケーションの中で、可能であれば相手が選んで決めることができるように、選択肢を持つようにしましょう。
ここで大切なことは、相手がどれを選んだとしても構わないという姿勢です。
そうすることで、相手に押しつけることなく、お互いにコミュニケーションを紡ぎ上げることができます。
「押しつけないために、何を大切にしますか?」
おりやまあさひ